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平成22年度の管内における自家用電気工作物からの波及事故について

平成23年6月1日
北海道産業保安監督部

 平成22年度の管内における自家用電気工作物からの波及事故について、電気関係報告規則に基づき報告のあったものをとりまとめましたので、概要をお知らせします。

発生年月 平成22年4〜6月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧引込みケーブル(定格:6.6kV、製造年:1973年)
事故の状況  高圧引込みケーブルが、自然劣化で絶縁不良となり地絡事故が発生。なお、SOGの電源は切れていた。事故発生前に実施した月次点検で当該ケーブルの異常を発見できず、さらにSOGの電源が切れていることに気がつかなかった。事故時、天候は曇。
事故原因 保守不備(保守不完全)
被害状況 供給支障電力:100kW、供給支障時間:59分
再発防止対策 高圧受電を必要としないため、設備を廃止した。

発生年月 平成22年4〜9月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、200A、製造年:2007年)
事故の状況  当該開閉器は、事故発生前に実施した年次・月次点検では、異常は認められなかった。事故時、天候は雨。当該開閉器から約150m地点に落雷があり、誘導雷により当該開閉器が破損(内部の焼損、2次側ブッシングの破壊、蓋溶融による穴)して波及事故が発生。なお、避雷器は設置していなかった。
事故原因 自然現象(雷)
被害状況 供給支障電力:180kW、供給支障時間:100分
再発防止対策 1.避雷器を設置する。

発生年月 平成22年4〜9月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、200A、製造年:1988年)
事故の状況 当該開閉器は、事故発生前に実施した年次・月次点検では、異常は認められなかった。事故時、天候は雨。当該開閉器1次側ブッシングが経年劣化で亀裂が生じていたところに、雨水が浸入し地絡となり波及事故が発生。
事故原因 保守不備(自然劣化)
被害状況 供給支障電力:300kW、供給支障時間:146分
再発防止対策 1.交換推奨年を経過した機器は早めに交換する。
2.点検時は、双眼鏡・ウルトラホン等で外観検査を確実に実施する。

発生年月 平成22年4〜9月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、200A、製造年:2009年)
事故の状況 当該開閉器は、事故発生前に実施した年次・月次点検では、異常は認められなかった。事故時、天候は雨。直撃雷により当該開閉器内部で短絡し制御装置も同時に焼損したため波及事故が発生。なお、避雷器は設置していなかった。
事故原因 自然現象(雷)
被害状況 供給支障電力:70kW、供給支障時間:148分
再発防止対策 1.避雷器を設置する。

発生年月 平成22年10〜12月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、200A、製造年:1995年)
事故の状況 直撃雷により、当該開閉器内部が破壊して短絡状態となり波及事故が発生。事故時、天候は雨。
事故原因 自然現象(雷)
被害状況 供給支障電力:1,690kW、供給支障時間:75分
再発防止対策 1.避雷器を設置する。

発生年月 平成22年10〜12月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、200A、製造年:2005年)
事故の状況  当該開閉器のハンドル軸部が気密不良であったため、当箇所から水が進入し、絶縁低下が進行し、内部で地絡して波及事故が発生。
 当該開閉器は、事故発生前に実施した年次・月次点検では、異常は認められなかった。事故時、天候は曇。
 なお事故当時、当該開閉器の自己診断機能の基盤表面に結露が発生し、過電流検出回路が誤出力して異常を表示していた。異常表示により制御機能が停止していたため、地絡を検出しても制御装置は作動しなかったもの。
事故原因 設備不備(製作不完全)
被害状況 供給支障電力:70kW、供給支障時間:148分
再発防止対策 1.当該開閉器を対策品に交換した。
2.高圧気中開閉器の絶縁測定(制御回路とアース間)を年次点検に追加する。

発生年月 平成22年10〜12月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧引込みケーブル(定格:6.6kV、製造年:1981年)
事故の状況  高圧気中開閉器が地絡を検知して開放。現場に到着した電気主任技術者は、地絡の原因調査を充分に行わずに高圧気中開閉器を投入し、この直後に地絡による波及事故が発生。
 電気主任技術者は、波及事故による停電を、高圧気中開閉器が地絡を検知して再度開放したためと勘違いし(実際は、当該開閉器は作動不良で開放しておらず波及事故となっていた)、約1時間半後に、試験器具を準備して原因究明を行うことにしていたところ、事故を調査していた北海道電力(株)からの連絡により、波及事故が発生していたことを知った。
 地絡の原因は、高圧引込みケーブルの絶縁劣化によるもの。
 なお、事故発生前に実施した月次点検では、異常は認められなかったが、年次点検は実施していなかった。事故時、天候はみぞれ。
事故原因 故意・過失(作業者の過失)及び保守不備(保守不完全)
被害状況
供給支障電力: 1回目271kW、 供給支障時間:30分
2回目271kW、 供給支障時間:44分
再発防止対策 1.年次点検を確実に実施する。
2.事故発生時には充分に点検し事故原因を調査する。

発生年月 平成22年10〜12月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧引込みケーブル(定格:6.6kV、製造年:1978年)
事故の状況  高圧引込みケーブル端末部(上側)が、自然劣化により被覆が裂け地絡が発生した。更に、保護装置の電源が切られていたため、当該開閉器が開放せずに波及事故に至った。
 当該ケーブルは、事故発生前に実施した年次点検及び月次点検では、異常は認められなかった。事故時、天候は曇。
 なお、当該ケーブルの目視点検は下側から見上げる方法で行われていたため、上側の劣化には気がつかなかった。また、保護装置の電源は、年次点検の際に切ったまま入れ忘れていた。
事故原因 保守不備(保守不完全)
被害状況 供給支障電力:400kW、供給支障時間:55分
再発防止対策 1.年次点検時には、高所作業車を使用して高圧引込みケーブル及び高 圧気中開閉器の点検をする。
2.年次点検及び月次点検時には、保護装置の電源確認を確実に行う。

発生年月 平成23年1〜3月発生分
事業場の概要 受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託
電気工作物の概要 高圧気中負荷開閉器(定格:7.2kV、300A、製造年:2002年)
事故の状況  高圧気中開閉器の電源側ブッシングが破損して地絡が発生し波及事故に至った。電源側ブッシングが破損した原因は、当該箇所の開閉器口出し線に塩害によるトラッキングが発生し、トラッキング部が放電により発熱し、この熱でブッシングが破損したと推定。
 当該箇所は、事故発生前に実施した年次点検及び月次点検では、異常は認められなかったが、電源側の絶縁抵抗測定は実施していなかった。事故時、天候は曇。
事故原因 保守不備(自然劣化)
被害状況 供給支障電力:105kW、供給支障時間:121分
再発防止対策 1.年次点検時には、北海道電力の分岐開閉器を開放して、高圧気中開閉器の電源側についても絶縁抵抗測定を実施する。

北海道産業保安監督部 電力安全課
電話:011-709-2311
(内線 2720〜2722)
ファクシミリ:011-709-1796
E-mail hokkaido-denryokuanzen@meti.go.jp

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