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平成27年度第2四半期(7月〜9月)の管内における波及事故について

平成29年 2月10日
北海道産業保安監督部

 平成27年度第2四半期(7月〜9月)に発生した管内における自家用電気工作物の破損等により一般電気事業者の電力供給に支障を与えた事故(波及事故)について、電気関係報告規則に基づき10件の報告があり、概要についてとりまとめましたのでお知らせいたします。
 電気工作物を設置する者には、感電、火災及び供給支障等の防止を図るために「電気設備の技術基準」に適合するよう電気工作物を設置し、維持することが求められております。
 電気保安に携わる皆様におかれましては、これら事故に伴う損失・被害を十分に認識し、保安意識・技術の向上や、適切な点検、計画的な設備更新を図るとともに、自主保安体制の充実・強化に努め、電気事故の防止に役立てていただきますようお願いいたします。

第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期

No.1
発生年月 平成27年8月
事故発生電気工作物 高圧区分開閉器(定格7.2kV 200A 製造年:2003年)
事故の状況
  • 事故当日の天候は雷を伴う豪雨であった。
  • 電力会社の変電所の地絡継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受けた主任技術者が点検を行い、高圧絶縁抵抗測定を実施し、絶縁抵抗が0MΩであったことから、区分開閉器が原因と判明。
  • 誘導雷により高圧気中開閉器内部のVTが焼損したものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:400kW、供給支障時間:228分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:選任)
    再発防止対策 避雷器の設置。

    No.2
    発生年月 平成27年8月
    事故発生電気工作物 高圧気中開閉器(定格7.2kV 200A 製造年:2013年)
    事故の状況
  • 事故当日は前日から雷が発生しており、雨が降り続いていた。
  • 電力会社の変電所の過電流継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 停電の連絡を受けた外部委託の主任技術者が点検を実施したところ、断路器電源側の高圧絶縁抵抗の測定値が赤相0MΩ、白相0MΩ、青相0MΩであることを確認。
  • 落雷による気中開閉器の相間短絡が起こり、波及事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:1,280kW、供給支障時間:64分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策 避雷器の設置。

    No.3
    発生年月 平成27年8月
    事故発生電気工作物 高圧引込みケーブル(6.6kV 製造から30年経過)
    事故の状況
  • 電力会社の変電所の地絡継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 停電の連絡を受けた代務者が点検を実施したところ、高圧引込みケーブル表面に傷を確認。
  • 当該傷から徐々に絶縁が低下し、地絡事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 保守不備(自然劣化)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:480kW、供給支障時間:162分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:選任)
    再発防止対策
  • 高圧引込ケーブルの更新。
  • 柱上開閉器及び地絡方向継電器を手配し、当該機器の更新後、内部の分解調査を実施。

  • No.4
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物
  • 避雷器リード線(6.6kV 製造年:2005年)
  • 地絡保護継電器(制御電源電圧:AC100V 製造年:2005年)
  • 事故の状況
  • 電力会社の配電用遮断器がトリップし、波及事故が発生。
  • 避雷器上部のリード線が断線し、断線したリード線が腕金等に接触したことで地絡・短絡状態となり、地絡保護継電器が故障状態のまま措置されていなかったため波及事故に至ったもの。
  • 避雷器、地絡保護継電器は設置後10年以上経過していることから、経年劣化によるものと推定。
  • 事故原因 保守不備(自然劣化)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:246kW、供給支障時間:32分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策
  • 機器交換及び機器の計画的な更新。
  • 年次点検時に避雷器のリード線の状況を綿密に点検。
  • 連絡体制の改善。

  • No.5
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 高圧引込みケーブル(7.2kV CV38mm2 20m 製造年:1972年)
    事故の状況
  • 当該事業所の柱上高圧ケーブル末端部焼損のため、電力会社が分岐開閉器を開放。
  • 電力会社から連絡を受けた外部委託の主任技術者が点検を行い、屋外高圧ケーブル末端部の焼損を確認。
  • 経年劣化により地絡し、柱上区分開閉器に地絡保護装置の設置がないため波及事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 保守不備(保守不完全)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:659kW、供給支障時間:66分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策
  • 地絡保護装置付き柱上区分開閉器の設置。
  • 高圧引込ケーブルの更新。
  • 高圧機器の更新推奨年数を考慮し設置。

  • No.6
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 高圧気中開閉器(7.2kV 200A DGR付 製造年:2001年)
    事故の状況
  • 事故当日は雷を伴う強い雨が断続的に降っていた。
  • 電力会社の変電所の地絡継電器及び過電流継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受けたが部委託の主任技術者が点検を行い、区分開閉器の焼損を確認。
  • 雷の影響で開閉器内部の地落短絡により絶縁破壊を起こし事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:290kW、供給支障時間:114分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策 避雷器の設置を検討。

    No.7
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 高圧気中開閉器(7.2kV 200A GR付 製造年:2005年)
    事故の状況
  • 事故当日は雷を伴う雨が降っていた。
  • 電力会社の変電所の過電流継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受けた外部委託の主任技術者が点検を行い、LBS電源側の高圧絶縁抵抗測定結果が0MΩであることを確認。
  • 雷により気中開閉器が焼損し、波及事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:600kW、供給支障時間:68分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策 避雷器の設置を検討。

    No.8
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 高圧気中開閉器(7.2kV 200A DGR付 製造年:2009年)
    事故の状況
  • 事故当日は雷を伴う雨が降っていた。
  • 電力会社の変電所の過電流継電器が動作し、波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受けた外部委託の主任技術者が点検を行い、区分開閉器の外箱の接合部よりススの噴出を確認。
  • 区分開閉器内蔵のVTが雷撃により短絡・地絡し、同時に保護継電器の電源が喪失したため、区分開閉器の開放が不能になり、波及事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:100kW、供給支障時間:109分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策
  • 避雷器内蔵型の開閉器を設置し、接地抵抗の改修を同時に行う。
  • 主遮断装置の取り付け。

  • No.9
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 高圧気中開閉器(7.2kV 300A SOG付 製造年:1992年)
    事故の状況
  • 事故当日は雨が降っていた。
  • 電力会社の変電所の地絡継電器及び過電流継電器が動作した波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受けた外部委託の主任技術者が点検を行い、PAS負荷側外部ブッシング部分の破損脱落及びR、T相溶断を確認。
  • 落雷により雷サージが浸入、PAS負荷側ブッシング部分の損傷及び保護継電器の機能喪失(内部基板の焼損、断線)を引き起こしたものと推定。
  • 事故原因 自然現象(雷)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:100kW、供給支障時間:16分
    (受電電圧:6.6kV、電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
    再発防止対策 LA・VT内蔵型開閉器の設置。

    No.10
    発生年月 平成27年9月
    事故発生電気工作物 送電線(66kV ACSR 95sq)
    事故の状況
  • 電力会社の変電所の地絡継電器が動作した波及事故が発生。
  • 電力会社から連絡を受け点検を行い、当該送電線付近で鳥類と思われる羽が落ちていたのを確認。
  • 鳥類が飛来した際に電線と腕金に接触感電し、地絡事故に至ったものと推定。
  • 事故原因 他物接触(鳥獣接触)
    被害状況
    (事業場の概要)
    供給支障電力:4,600kW、供給支障時間:18分
    (受電電圧:66kV、電気主任技術者の選任形態別:選任)
    再発防止対策 鳥害防止策を検討し、有効と思われる対策を計画。

    北海道産業保安監督部 電力安全課
    電話:011-709-2311
    (内線 2730〜2732)
    ファクシミリ:011-709-1796
    E-mail hokkaido-denryokuanzen@meti.go.jp

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