北海道産業保安監督部
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平成26年 年頭所感

平成26年 1月 6日

北海道産業保安監督部長 清水 篤人

清水 写真

 平成26年の年初にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 関係者の皆様には、日頃より産業保安行政に対し格別の御理解と御協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

 昨年は、東日本大震災の復興はいまだその途上にありますが、いわゆる「三本の矢」効果により経済が上向く中、富士山の世界遺産登録や2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の決定など、明るいニュースもありました。
 一方で、安心・安全が求められる分野で、不適切表示やデータの改ざんが発覚するなど、安心・安全に対する国民の信頼が大きく揺らいだ年でもありました。
 我々北海道産業保安監督部といたしましても、産業保安の分野で北海道の安心・安全を担う組織として、これらのことを教訓に、これからも国民の信頼に応えられるよう、日々自問と自省を重ねながら全力で職務に励んでまいる所存です。

 当部の主な取組を分野別に紹介します。
 まず都市ガス関係については、昨年度の事故の特徴として、経年管の腐食による漏えい事故が多く見られたことから、ガス事業者所有の経年管の計画的な入替えの実施、また、需要家所有の経年管についても需要家の御理解をいただきながら入替えを実施するよう、引き続きガス事業者を指導してまいります。
 また、近年増加している落雪等に伴うガス漏えい事故及び業務用消費機器による一酸化炭素中毒事故につきましても、関係機関と連携して消費者を中心に注意喚起を行ってまいります。

 次に、電気保安についてですが、昨年も落雷や風雨といった自然現象が原因の波及事故や保守不備による破損事故が多かったほか、風力発電所のロータ落下事故といった、これまでに経験のない重大な事故も発生しております。
 道内では、昨年に引き続き電力需給のひっ迫を回避するため、安定した電力の供給を確保していく必要があり、これを支える電気保安業務はますます重要となっております。電気保安に係わる全ての皆様に、事故の未然防止、再発防止に努めていただくため、事故事例・再発防止対策等について、当部主催の各種会議や立入検査の場を通じて周知してまいります。

 鉱山保安については、「第12次鉱業労働災害防止計画」の2年目に当たりますが、中小零細規模鉱山向けの情報提供資料や鉱山災害防止のためのガイドブックを活用しながら、引き続き、「鉱山保安マネジメントシステムの構築・有効化」の促進及び災害の未然防止のための自主的取り組みに向けた支援を行ってまいります。
 さらに、地方公共団体や鉱業権者等が行う休廃止鉱山の坑廃水処理等の鉱害防止対策に関しては、昨年、策定した「第5次基本方針」に基づき、計画的な鉱害の防止の措置が円滑にされるよう適切に対応するとともに、継続した支援を行ってまいります。

 産業保安を確保していくために、常に国民の安全を第一に考え、緊張感をもって任務を行う強い使命感と不屈の精神をもって取り組んでいかねばなりません。また、昨今の産業保安を巡るめまぐるしい環境の変化に対応していくためには、今まで培ってきたものを維持継続させるだけでなく、様々な変化に対して臨機応変に新しい視点や手法を取り入れながら柔軟に取り組んでいくことが重要です。
 我々職員一同、先人たちが築きあげてきた産業保安の精神や伝統をしっかりと受け継ぎ、果敢にチャレンジを続ける努力を怠ることなく、安心・安全な社会の実現に向けて、今年も全力で産業保安の確保に取り組んでまいります。

 最後に、皆様の御健勝と御発展を祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。

北海道産業保安監督部 管理課
電話 011-709-2311 (内線) 2811〜2812
ファクシミリ 011-709-4143
E-mail hokkaido-kanri@meti.go.jp

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