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平成26年度第2四半期(7月〜9月)の管内における電気火災について

平成27年 3月26日
北海道産業保安監督部

 平成26年度第2四半期(7月〜9月)に発生した管内における自家用電気工作物の電気火災について、電気関係報告規則に基づき2件の報告があり、概要についてとりまとめましたのでお知らせいたします。
 電気工作物を設置する者には、感電、火災及び供給支障等の防止を図るために「電気設備の技術基準」に適合するよう電気工作物を設置し、維持することが求められております。
 電気保安に携わる皆様におかれましては、これら事故に伴う損失・被害を十分に認識し、保安意識・技術の向上や、適切な点検、計画的な設備更新を図るとともに、自主保安体制の充実・強化に努め、電気事故の防止に役立てていただきますようお願いいたします。

No.1
発生年月 平成26年8月
事故発生電気工作物 需要設備(受電電力:66kV、受電電力:5,600kW)
事故の状況  5時10分 火災発生 警備員及び近隣住民より消防へ通報。
 5時20分 事業場変電所のDGR作動
 6時34分 電力会社からの受電を切る。
11時40分 受電再開
16時37分 鎮火
・推定原因のひとつとしてナイフスイッチの刃部の端子間トラッキングによる事が考えられる。
事故原因 保守不備
被害状況
(事業場の概要)
約2,600?u焼失(全焼)
供給支障 供給支障電力 270kW、390分間
(電気主任技術者の選任形態別:専任)
再発防止対策  構内に数多く使用されているナイフスイッチについて点検清掃を実施。
写真(PDF形式/284KB)

No.2
発生年月 平成26年8月
事故発生電気工作物 需要設備(受電電力:6.6kV、受電電力:47kW)
事故の状況  火災発生前日20時頃に戸締まりをして退社。
 0時52分 警備会社感知器が異常を表示
 0時55分 火災警報が発報したため警備会社職員が現場に向い火災を発見
 1時頃   消防隊が到着、消火活動開始
 3時11分 鎮火
 (消防署は着火時刻0時頃と推定)
 パソコンモニター、プリンターの電源はコードで天井鉄骨の隙間を、鉄骨に絡ませながらコンセントから配線されていた。
 この配線が鉄骨を止めているボルトの角に擦れて短絡、火花が発生。
 直下にあったプリンター及びビニールシートに落ちて着火したものと推定。
事故原因 保守不備
被害状況
(事業場の概要)
約256?u焼失(半焼)
(電気主任技術者の選任形態別:外部委託)
再発防止対策 1.コード引き配線を無くし屋内配線工事を行う。
2.タコ足配線を無くし、専用配線とする。
3.夜間等未使用時間は、ブレーカを開放する。
写真(PDF形式/392KB)

北海道産業保安監督部 電力安全課
電話:011-709-2311
(内線 2730〜2732)
E-mail bzl-hokkaido-denryokuanzen@meti.go.jp

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