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  5. 北海道管内における高圧ガス事故の発生状況について(平成30年)  (容器の喪失・盗難を除く)

北海道管内における高圧ガス事故の発生状況について(平成30年)  (容器の喪失・盗難を除く)

平成31年 3月18日
北海道産業保安監督部保安課
整理
番号
  発生日   発生場所 事故現象 人的被害 物的被害 事故の概要 発生原因
1 H30.3.5 事業所敷地 火災 なし 工業用シート及びガスホース損傷  ガスバーナーで路盤の雪を溶かしていたところ、ガスバーナーホースから漏えいしたガスにバーナーが引火し、ビニールシート等を焼損した。 ガスバーナーホースの経年劣化
2 H30.4.4 オートガススタンド その他 なし なし  タクシーにLPガスを充填しようと後進した際、アクセルとブレーキを踏み間違い、ディスペンサーに衝突した。 運転手の操作ミス
3 H30.4.19 食品工場 漏えい
(フロン)
なし なし  冷凍機の冷媒漏れ調査を行った結果、コイルに2箇所のピンホールを発見し、冷媒漏れを確認した。 腐食管理不良
4 H30.5.18 自動車試験場 漏えい
(水素)
なし なし  圧縮機運転中、ユニット上のガス検知機が漏えいを検知して警報発報し、設備が非常停止した。 シール管理不良
5 H30.5.18 金属加工工場 漏えい
(液化石油ガス)
なし なし  金属加工工場において、メッキ塗装機に接続された配管が差込式継手部で外れ、LPガスが漏えいした。 締付管理不良
6 H30.6.4 区役所 漏えい
(フロン)
なし なし  冷房用設備のシーズン前点検で冷媒ガスの残量がゼロであったことから漏えい箇所を調査したところ、水冷却器及び凝縮器からの漏えいを確認した。 経年劣化
7 H30.6.5 製油所 火災 なし ガスホースの粉砕・破損  危険物製造施設の溶射補修作業を行おうと着火テストを行ったところ、アセチレンガスの流量が上昇せず失火したため着火テストを中断し、ガスホースの折れ曲がり等を確認して再開のためガスホースにガスを全開で流した際に、ホースで火災が発生した。 誤操作、誤判断
8 H30.7.6 ガス配送センター 噴出・漏えい
(液化石油ガス)
負傷者1名 なし  移動式製造設備(ローリー)へのLPガス受入れ作業時、カップリングの接続が不十分な状態でバルブを開いたことから、ローリー内の残液によりカップリングが外れ、ローリー内の残液が漏えいした。作業員が慌ててバルブを閉めようとして、LPガスを浴びて負傷した。 誤操作
9 H30.8.23 自動車試験場 漏えい
(水素)
なし なし  圧縮機運転中、ユニット上のガス検知器が漏えいを検知して警報発報し、設備が非常停止した。(5/18とは別ユニット) (調査中)
10 H30.8.28 食品工場 漏えい
(フロン)
なし なし  冷凍機の冷媒漏れ調査を行った結果、コイルに4箇所のピンホールを発見し、冷媒漏れを確認した。 経年劣化
11 H30.9.6 一般住宅 火災
(液化石油ガス)
負傷1名 なし  地震による停電によりIHキッチンが使用できなかったため、暫く使用していなかったガスバーナーを使って炭をおこそうとしたところ、ホースからLPガスが漏えいし出火した。 経年劣化
12 H30.12.17 食品工場 漏えい
(アンモニア)
なし なし  漏えい警報が発報したため確認したところ、オイルセパレータ上部に配置しているサービスバルブの溶接部にクラックがあり、微量のアンモニアが漏えいした。 原因不明
注) ※北海道及び札幌市から報告のあった事故を掲載

お問合せ先

北海道産業保安監督部 保安課
電話:011-709-2311(内線)2745
メール:bzl-hokkaido-hoan★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。