~支える架台の約9割にも被害を確認~
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は電気工作物に関する事故情報データベース(詳報 公表システム)を用いて、2019年度から2023年度の5年間に発生した氷雪による電気事故を分析しました。その結果、積雪による太陽電池発電設備(太陽光発電設備)の破損は、大雪が観測された年に急増していること、氷雪による事故では、ソーラーパネルだけでなくソーラーパネルを支える架台の損傷を伴うことが多く、破損事故のうち、約9割を占めていることが明らかになりました。 NITEでは事故の分析結果を公表するとともに、未然防止の対策について注意喚起を行っています。太陽電池発電設備の設置者におかれましては、巡視や除雪を行うなど、早い段階での対応をお願いします。