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北海道管内における高圧ガス事故の発生状況について(令和6年) (喪失・盗難を除く)

令和 7年 3月27日
北海道産業保安監督部保安課
整理
番号
発生日 発生場所 事故現象 人的被害 物的被害 事故の概要 発生原因
1 令和6年1月4日 製油所  漏えい
(ブタン)
なし なし 配管の目視点検中、配管表面に錆こぶを発見したため、当該箇所に石鹸水を塗布したところ、微量な漏えいが認められた。 その他
塗膜劣化により外面腐食が進行し、徐々に減肉が進み微量漏洩に至った
2 令和6年4月10日 建設現場 火災
(液化石油ガス)
なし なし 建物の屋上にてアスファルト防水(トーチ工法)作業を行っていた。別階の外壁で作業していた作業員が焦げ臭いので確認していたところ屋上のフレコン(紙類専用集積)より出火を発見した。 その他
消防と警察で火元を調査したが、火災の発生原因は不明
3 令和6年6月23日 食品工場 漏えい
(フルオロカーボン)
なし なし インジェクション配管の固定器具が外れたことにより冷凍機運転時の振動により配管が割れ、冷媒ガスの漏えいが発生した。 施工管理不良
4 令和6年7月12日 倉庫 火災、破裂・破損等
(アセチレン)
軽傷2名 高圧ホース 屋外で、ガス溶断機を用い鉄屑廃棄用ドラム缶の底に水抜き穴を作成していたところ、溶断口に近接するアセチレン側の高圧ホースが何らかの原因で破断した。
溶断口の火が漏えいしたアセチレンガスに引火し、従業員が負傷した。
点検不良、組織運営不良
5 令和6年9月4日 農産物処理加工施設 漏えい
(フルオロカーボン)
なし なし 加工施設で作業していたところ、冷媒配管の接続部から冷媒ガスの漏えいが認められた。 その他
経年劣化
6 令和6年9月5日 食品卸売場 漏えい・火災
(液化石油ガス)
重傷1名 なし 屋内に設置している鋳物コンロのガス栓を開放し、点火棒により点火を試みたが点火できなかったため、鋳物コンロのガス栓を閉止せず、屋外に設置している液化石油ガス容器のバルブを開放し、再度点火を試みたところ漏えいした液化石油ガスに引火した。 誤操作、誤判断、認知確認ミス
7 令6年9月16日 製油所 漏えい
(窒素)
なし なし 窒素による系内の乾燥作業を終えた際、乾燥用窒素供給弁を閉止せず、放出用ドレン弁を先に閉めたため、系内の圧力が上昇し、安全弁に前漏れが発生した。 操作基準等の不備
8 令和6年11月11日 高圧ガス販売所 漏えい・火災
(液化石油ガス)
軽傷1名 なし 鋳物コンロの清掃のためトーチバーナーを使用していたところ、ホースに亀裂が入り液化石油ガスが漏えいした。
バーナーの火が漏洩した液化石油ガスに引火し、使用者が負傷した。
検査管理不良
9 令和6年11月13日 食品工場 漏えい
(フルオロカーボン)
なし なし 作業員が冷媒配管の防熱工事を足場上で⾏っていたところ、誤って工具を落とし、工具が当該冷凍機のコンデンサ付近に当たり、損傷した箇所から冷媒ガスが漏えいした。 施工管理不良
10 令和6年11月22日 製造所 漏えい
(炭酸ガス)
なし なし 液化炭酸ガス貯槽から液化炭酸ガスローリーへ充てんを行っていたところ、安全弁が作動し炭酸ガスが漏えいした。 その他
ローリ側タンクの充てん開始前パージ作業の不十分によるものと推察
11 令和6年12月10日 製油所 漏えい
(プロピレン)
なし なし 装置停止操作を行ったところ、安全弁の設定圧力以下ではあったが、安全弁のシート漏れが発生し、プロピレンガスが微量な漏えいが認められた。 その他
プロピレン製品凝縮器の安全弁シート面へのスケールの嚙み込み
12 令和6年12月17日 製油所 火災
(その他)
なし なし 現場巡回中、重質軽油水素化分解装置分離塔の液面計接続フランジから重質軽油が漏えいし着火した。 締結管理不良
13 令和6年12月21日 充塡所 漏えい
(液化石油ガス)
なし なし 車両に充填していたところ、パッキンの老朽化のため、充填ノズルと手締めバルブ継手部分から液化石油ガスが漏えいした。 点検不良
14 令和6年12月27日 その他 漏えい
(フルオロカーボン)
なし なし 冷凍機製造元が設置した6台のモジュールチラーの試運転を行おうとしたところ、2台のモジュールチラーの冷媒配管曲げ部の折損・破断により冷媒ガスが漏えいした。 施工管理不良

お問合せ先

北海道産業保安監督部 保安課
電話:011-709-2311 (内線) 2745
メール:bzl-hokkaido-hoan★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。